【法人口座開設の流れと失敗談】口座開設から不動産投資の融資につなげる
昨年4月に法人を設立してすぐに法人の銀行口座を開設しました。
全国展開している都銀の方がATMがたくさんあるし便利だろうと思って三菱UFJで作ったのですが正直失敗だと思ってます。
今回は法人口座を開設した流れと、なぜ三菱UFJで開設したことが失敗だと思ったかについて書きます。
法人口座開設の流れ
まず、法人の銀行口座の作り方ですが、当時は何の知識もなく個人の口座を作るのと変わらないだろうと思って、とりあえずサラリーマン業の休憩時間に会社の近くにある三菱UFJへ。
受け付けの女性に法人の口座を作りたいと言うと、法人が登記されているエリアの支店で開設手続きをする必要があるとの事だったので、法人登記した住所の近くの支店に電話をかけて受付の予約を取り、以下の書類や印鑑を準備して手続き済ませました。
- 履歴事項全部証明書
- 印鑑証明書
- 個人の公的証明書
- 物件に関する資料
- 実印(法人、個人)
それから約2週間後に審査終了の連絡があり、再度支店に行くことに。
契約内容の確認やパスワードの設定、Web口座の使い方の説明など1時間くらいかけて説明を受けてようやく三菱UFJのネットバンキング BizSTATIONが使えるようになりました。
ちなみに、BizSTATIONには、通常のBizSTATIONとBizSTATION Lightがあり、Lightの方は無料で利用できますが残高が確認できるくらいで他のほとんどの機能が使えずあまり使い道がないので、私は税込み1,760円/月のBizSTATIONの契約をしました。
個人口座と違って開設までにこんなに時間も手間もかかり使用料までかかるとは…
でもこれだけ時間と手間をかけて作った口座ですが、使い始めてすぐに不満が色々出てきて三菱UFJで開設したことが失敗だったことに気が付きました。
法人口座開設での不満と失敗
不満の1つ目は、Google Chromeではログインできないということ。いつも使っているのはGoogle Chromeですが、ネットバンクにログインする時のためだけにFirefoxをインストールしました。
2つ目は、UI/UXのひどさ。画面が見づらいですしボタンの配置もわかりづらいです。契約すると分厚い説明書が数冊届くのですが、いちいちこれに目を通して作業なんてやってられません。日常的に使っている単純でわかりやすいUIに慣れてしまっていると、BizSTATIONの画面デザインや大量の説明書にはかなり抵抗があります。
3つ目は、開設してすぐではなく、開設して1年経ってからやる作業なのですが、電子証明書の更新作業のやり方がめちゃくちゃわかりづらいという事。この作業を正しく完了できないとログインできなくなります。
あと、これはBizSTATIONへの不満というより私の判断ミスですが、私のような駆け出しのサラリーマン不動産投資家が、都銀で口座を作るメリットがほぼないという事。
不動産投資家にとって、銀行開拓は最重要課題の1つです。法人口座の開設は銀行開拓のとっかかりとして有効な手段なので、それを融資の敷居が最も高い都銀でやってしまったことは大失敗です。
都銀ではなく、地銀とか信金とか融資が引ける可能性がある金融機関で口座を作って関係性を作るべきだったと思っています。
都銀で口座を作ったところで私のような実績のないサラリーマン投資家は相手にされないので、口座開設から関係性を築いて融資してもらおうと思っても無理です。
という事で、今は他の金融機関で法人口座を作って乗り換えようと考えているところです。8月中にはどこの金融機関にするか決めて動こうと思ってます。